早送りという苦行
一晩録るだけならボイスメモでもできます。人が続かなくなるのは翌朝で、8時間の中から40秒の話し声を探す作業は、何を手がかりにすればいいのか分からないまま波形をこすり続けることになります。
SleepMemoはその作業を肩代わりし、そのうえで8時間を捨てます。手元に残るのは、結局聴かない数時間ではなく、聴く気になる数分です。
あとから直せるラベル
各クリップには「いびき」「咳」「話し声」「部屋の中の別の何か」のいずれかが添えられます。判定はiPhone自身によるもので、外れることは頻繁にあります。隣で寝ている人、ペット、外を通る車が絡むときはなおさらです。
ラベルはすべて修正でき、消すこともできます。点数も評価も、睡眠の質を表す数値も付きません。録音から正直に導けるものではないからです。SleepMemoは医療機器ではなく、睡眠時無呼吸症候群や呼吸の異常、その他の健康状態を診断することはできません。睡眠や呼吸に不安があるときは、医師など資格を持つ医療従事者に相談してください。
寝室の音声をいちばん厳しく扱う理由
寝室の録音は、人が残す記録のなかでもとりわけ私的なものです。同じ部屋で眠る相手、家族の会話、iPhoneが聞いているとは思わずに打ち明けた言葉まで入り込みます。
だからこそ、録音した端末の外へは何も出ません。サインインはなく、広告ネットワークも計測用SDKも組み込まれていません。音声ファイルは端末のバックアップ対象から外され、iOSのファイル暗号化で保護されます。一晩分でも日記全体でも、決めたときに消せます。
よくある質問
寝言のときだけ録音するアプリはありますか?
SleepMemoは一晩を通して録音し、検出した瞬間の周辺だけを短いクリップとして残して、一晩分のファイルを削除します。何も起きなかった夜は音声が残りません。
同じ部屋の相手の声も入りますか?
マイクは部屋全体の音を拾います。iPhoneの近くで聞こえたものは何でも記録され得るので、同室の人がいる場合は録音前に話し合っておくことをおすすめします。
話し声のラベルは当てになりますか?
いいえ。端末上で出される推測にすぎず、外れることも多くあります。どのラベルも修正・削除できます。
一晩分だけ削除できますか?
はい。一晩分でも日記全体でも、好きなときに消せます。
頼りにする前に
Sleep Recorder は個人用の音の記録アプリです。睡眠の質を測定するものではなく、医療機器ではありません。睡眠時無呼吸や呼吸障害をはじめ、いかなる疾病の診断・治療・予防も目的としておらず、音の推定は誤ることがあります。睡眠や呼吸に不安がある場合は医療機関にご相談ください。